水にまつわる損害で、火災保険の水災補償が適用されないことがあるとお伝えしました。
①~⑤の5例を挙げてみましたが、保険適用されるケースはどの場合か分かりましたか?
それは、「③建物の老朽化で起こる雨漏り」です。
損害保険はそもそも「突然の事故」に備えるものなので、建物が老朽化して……というような経年劣化による損害は適用されません。
但し、自然の劣化ではなく突然建物の一部が損壊した結果、雨漏りが起きた時には保険が適用になる場合があります。
雨漏りした原因が「突然の事故」によるものかどうか、ということなのです。
損害保険が適用されるかどうかは、その損害が起きた原因はどのようなことだったかという事になります。お客様にとっては事故と思われることも、保険として「突然の事故」となるのか。
そのために、私たちはお客様に何が原因かという事故の状況を詳しくお聞きするのです。
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